皆さんこんにちは。
先日、特定技能について気になる発表がありました。
その内容は、特定技能に新しい職種を年度内にも追加する方針ということで、
業種は「自動車運送業」とのことです。
つまりは、トラックやタクシーの運転手ということですね。
特に人手不足が著しい業界であることに加え、2024年問題なども加わり、
運転手不足が後を絶たない状況になっている中での、施策ということで、
どのような内容になっていくのか今から期待が持てます。
2024年問題とは、
2024年4月より、年間の残業上限時間が960時間に制限されるため、
需要に合わせて人やモノを運ぶことができないとされる問題です。
こちらの問題に加え、
2023年7月の有効求人倍率は、
・トラック:2.14倍
・バス:2.29倍
・タクシー:4.15倍
と、全職業平均(1.15倍、パート含む)を大きく超えています。
上記の内容を踏まえ、
全日本トラック協会、日本バス協会、全国ハイヤー・タクシー連合会の3団体は、
それぞれ今春に策定した23年度事業計画で、特定技能の対象にドライバーを追加するよう求める方針を明記しました。
その結果、国土交通省と出入国管理局が協議を行い、
今年度中にも特定技能に「自動車運送業」を追加する方針で、
調整を進めているとのことです。
いかがでしたでしょうか?
既にこの話題は外国人の中にも広く届いており、
ドライバーとして働きたい声が多く聞こえております。
実際に弊社にも求人がないかと問い合わせがありました。
ただ、
人を乗せる運転手の場合は、第二種免許が必要ですし、
接客の内容なども含めて、課題はたくさんありそうですので、
今後の政府の動きに注目していきたいと思います。
皆さんは、自分が乗ったタクシーの運転手さんが外国人だったらどう思いますか??
※参考記事:毎日新聞「タクシーなど外国人運転手を拡大 国交省「特定技能」に追加検討」