外国人雇用責任者の選任推進へ

皆さんこんにちは。

今日から4月で新年度となった企業様の多いのではないでしょうか。

 

新入社員の方が入社してくるこの時期、外国人が新たに入社される企業様へ

先日厚生労働省より発表になった外国人を雇用する際の責任者専任についてご紹介します。

 

外国人雇用の責任者とは?

外国人雇用の責任者は「雇用労務責任者」として定めることを推奨します。

外国人を10人以上雇用する企業の人事課長などを選任します。

現時点では、選任しなくても罰則等はないです。

 

どのようなことをするのか?

主な目的としては、外国人特有の事情を配慮し、適正な労務管理を行うことです。

そのために、在留管理制度についての知識や手続きを学んだり、

労務関係の法令についてを学んだりする講習を受講します。

 

 

外部リンク:外国人労働者雇用労務責任者運営サイト

 

まとめ

外国人労働者は、2023年10月時点で204万9千人と前年比で12.4%も増加しており、

雇用する事業所は全国で31万9千か所に上っています。

 

これからさらに外国人労働者が増えることが予想されているため、

今後はこのような外国人雇用の知識を持った担当者が必要になってきます。

 

現時点では、無料で講習を受講することができるため、

興味のある企業様やこれから外国人を多く雇用する予定のある企業様は

是非一度受講を検討していただければ幸いです。

 

参考:日本経済新聞「外国人雇用「責任者」育成 厚労省、企業に選任促す」